それもそのはず、我らがラグビー日本代表が、9月19日にイギリス・ブライトンで開催されたラグビーＷ杯１次リーグのＢ組初戦で、とんでもない快挙を成し遂げたからなのです。
なんと優勝候補の一角でラグビー世界ランキング３位の実力チームであり、ラグビーワールドカップで過去２度も優勝したことがあるというラグビー大国・南アフリカに後半ロスタイムで奇跡の逆転勝利！！これは「今世紀最大の番狂わせ」と呼ばれ、世界中を驚かせるほどの大金星でした。この勝利を導いたのはラグビーの世界的名将として名高いエディ・ジョーンズという日本代表のヘッドコーチでした。
エディ・ジョーンズヘッドコーチは過去、オーストラリアの監督としてＷ杯準優勝、南アフリカのアドバイザーとして優勝に導いた華々しい経歴を持っています。その世界的な指導者の勝利へ執念と、エディーコーチを信頼し共に戦っている選手たちの想いでした。ラグビー日本代表の主将であるリーチマイケル選手をはじめ選手のみんなが「南アフリカに勝って新しい歴史をつくる。」といつも口グセのように語っていたそうです。
南アフリカに３点差と肉薄した状況の試合終了間際、ゴール前で得たペナルティーキックのチャンス。このペナルティーキックをを決めれば、あの南アフリカと「引き分け」という結果が確実に手に入る。あの南アフリカと日本が「引き分け」にできたというだけも相当な快挙といえたのです。
でも、エディ・ジョーンズをはじめ、ラグビー日本代表選手たちは、可能性の高い「引き分け」という結果ではなく、可能性は下がるけど「逆転勝ち」の奇跡を起こすおこせる５点を奪えるトライに挑戦することを決断しました。これは、世界中のラグビーファンでもこの状況でどちらを選択するかは意見が分かれるとてもむずかしい判断だったといいます。
なぜかというと、フィジカルの強い南アフリカはこの「スクラム」が得意中の得意。この相手の強みであるスクラムで勝負にでた我らが日本代表。ここで南アフリカにガチンコ勝負のトライに挑みました。結果、見事、カーン・ヘスケス選手がものすごい気迫でゴールに飛び込み、１９８７年からはじまったラグビーワールドカップ史上最大と言われる番狂わせの大金星を獲得したのです。2019年には日本でラグビーW杯が開催されます。今後のラグビー日本代表からも目が離せませんね。