これから離婚しようと考えている人、すでに離婚協議中の人、そして離婚してしまった人・・・。今一度、幸せな人生を取り戻すために辛い決断をされたことでしょう。
再度、人生をやり直したいあなたにとって「離婚歴を隠したい」という切実な要望がありますよね。再婚をする場合にも、厄介のなのが戸籍のバツイチの記載です。
しかし、その離婚歴を合法的に隠せる方法があるのをご存知ですか?
もし、どうしても離婚歴を隠したいなら、戸籍を他の市区町村に移動させるという手があります。戸籍は市区町村単位で管理しているので、他の自治体に転籍すれば過去の結婚歴について引き継がれなくなります。
ただし、元の戸籍は除籍簿の中に保存されるので、完全に消去されるわけではないのでご注意を・・・。
専業主婦は離婚した夫の年金を受け取れることができるのか?
会社勤めの夫と専業主婦の妻が離婚した場合、妻は老齢基礎年金しか受け取れなくなってしまいます。そこで、離婚しても夫の年金の半分を妻が受け取れる分割制度が2007年にできました。
しかし、分割されるのは厚生年金または共済年金だけで、老齢基礎年金は該当しません。また、独身時代の分は含まれず、婚姻期間のみが対象となります。
ちなみに、分割には「合意分割」と「第3号分割」の2種類の方法があります。熟年離婚で別れるときは、自分の年金分割がどうなのかをチェックしておいて損はないと思いますよ。
離婚して不幸になってしまうのでは、離婚した意味がありません。あくまで幸せな離婚になるようにじっくりと将来の生活まで検討してご判断されるのが良いでしょう。